セミナー参加~震災後の日本のイノベーションはどうあるべきか~
昨日は、黒川清先生と野中郁次郎先生の対話として題された、「震災後の日本のイノベーションはどうあるべきか」に参加して来ました。
大学院の修士論文研究で、途上国でおきるイノベーションをテーマにした論文で、黒川清先生や野中郁次郎先生のイノベーションに関する論文を拝読させて頂いていました。
そんなこともあり、黒川清先生のTwitterをフォローさせて頂いており、今回のイベントを知りました。
論文の概要はこちら。共著ということで、出させて頂きました。
産業クラスターとグローバリューチェーンの二つに関して書かせて頂き、今回はグローバルバリューチェーンの部分だけですが。
http://www.gsid.nagoya-u.ac.jp/bpub/research/public/forum/40/04.pdf
本来は、UCLAやUCバークレーの同窓会企画ということですが、一般にも公開されており、しかも値段も手ごろ、ということもあり、すぐに応募しました。
まず、黒川先生のスピーチ。
震災後というテーマが書いてある通り、3.11後に明らかになった、日本の構造的体質が論点。
何がしたいかが明確になっていないにも関わらず、就職できる就職構造。
リスクをせず負けないことが重要とされ、上司の顔色を伺っていれば成長できる、組織構造。
後の質疑応答でこの組織構造のことを分かりやすく、トーナメント形式に例えていましたが、まさにその通りな感じがします。
負けてしまえば、もしくはレールから外れてしまえば、そこで終わり。就活が一番の例ですよね。
正直、今、仕事の中で、「負けない」ように考えている自分がいます。
トーナメントの勝者≠リーグ戦の勝者、という説明はとても納得のいくところです。
黒川先生の話のあとは、野中先生の話。
最近HBRで発表された、The Wise LeaderをベースにされたLedershipについてのスピーチ。
まず、コンテクスの中で、何を「正・真実」とみるのか(Judgement)・関係性の確認(ミクロ・マクロ、そして歴史の中から見抜く力)、経験、そしてやり抜く力、これが今の日本のLeaderに足りないものではないのか?という疑問を呈されていました。
そこに必要なのは、PragmatismとIdealism(Vision、志)
その後は、お二人の対談。
お二人の共通項は「Action」。何度も言葉が繰り返され、Actionの重要性を話されていました。
一部を紹介させて頂きます。
今、小学校~大学までに習う教養を小さいチップに入れて、脳に入れる研究がされているそう。
ただここで大事なのは、Knowledge=デジタル ですが、Wisdom≠デジタルではないということ。
Wisdomを手に入れるには、Actionしなければ身につかない。
ここからは野中先生が話されていたことですが、まとめさせていただくと、、
単なる形式知だけは、Action/Innovationにつながらない。
イノベーションは暗黙知のスパイラルによるものであり、暗黙知を知るためには、相手の視点に入っての言語化。
では、相手の視点に入るには、他者になりきることであり、それは、共感・共鳴・共振しなくてはいけない。そこには場が必要。
(⇒この辺の考えって、U理論の話とつながるところがあると思います。野中先生も推薦文を書いていらっしゃいますね)
そして、お二人は、Actionとともに、女性の重要性を何度も強調されていました。
例えば、野中先生が話されていた、暗黙知の理解の部分。これが出来るのは女性ということ。
赤ちゃんと母親の関係性。何も話さない赤ちゃんのニーズをくみ取って、対応する力強さ。
そして、男性は組織にしがみついていれば出世していけるが、女性は難しい。だから、世界に出て活躍するのに女性が多い。
認めたくはないですが、ものすごく納得できる部分です。周りの友人も実に力強い。悪口ではなく。
黒川先生が、途中でサッカーの話をされ、野球の監督ではなく、サッカーのマネージャーのような存在が必要、ということを話されていました。
実はこの点にもすごく共感しました。
ずっと好きなスペインとバルセロナ。今、最強と言われる国の代表とチームを率いているのは誰か。
スペイン代表はデルボスケ、バルセロナはグアルディオラ。
二人とも、そんなに前に出てくる監督ではないです。
こういうマネジメントがこれからの時代に必要とされる、そんな予感がしました。
そして、二つのチームの根底にあるのはそのVision。
ここまで来るには時間がかかっていますが、そのVisionがチームに深く根付いているのを感じます。
これが、Innovationの一つの形なんでしょうね。
応援している、FC東京はどうなんでしょうか??
この後は懇親会。
実は参加するか悩んでいたところでしたが、偶然に会場に向かうときにあった方をきっかけに、
色々な方とお話しする機会があり、あっという間に時間が過ぎ去っていきました。
こういう場に出ると、周りから刺激をたくさん受けます。
自分が胃の中の蛙であることに、何度も気づかされます。
あらためて、「やろう!」と気持ちになっています。
実は、黒川先生が話されている言葉を聞いて、涙が流れそうになったところがあります。
今、色々と考えているところに、ぽっと背中を押された気がします。
大学院の修士論文研究で、途上国でおきるイノベーションをテーマにした論文で、黒川清先生や野中郁次郎先生のイノベーションに関する論文を拝読させて頂いていました。
そんなこともあり、黒川清先生のTwitterをフォローさせて頂いており、今回のイベントを知りました。
論文の概要はこちら。共著ということで、出させて頂きました。
産業クラスターとグローバリューチェーンの二つに関して書かせて頂き、今回はグローバルバリューチェーンの部分だけですが。
http://www.gsid.nagoya-u.ac.jp/bpub/research/public/forum/40/04.pdf
本来は、UCLAやUCバークレーの同窓会企画ということですが、一般にも公開されており、しかも値段も手ごろ、ということもあり、すぐに応募しました。
まず、黒川先生のスピーチ。
震災後というテーマが書いてある通り、3.11後に明らかになった、日本の構造的体質が論点。
何がしたいかが明確になっていないにも関わらず、就職できる就職構造。
リスクをせず負けないことが重要とされ、上司の顔色を伺っていれば成長できる、組織構造。
後の質疑応答でこの組織構造のことを分かりやすく、トーナメント形式に例えていましたが、まさにその通りな感じがします。
負けてしまえば、もしくはレールから外れてしまえば、そこで終わり。就活が一番の例ですよね。
正直、今、仕事の中で、「負けない」ように考えている自分がいます。
トーナメントの勝者≠リーグ戦の勝者、という説明はとても納得のいくところです。
黒川先生の話のあとは、野中先生の話。
最近HBRで発表された、The Wise LeaderをベースにされたLedershipについてのスピーチ。
まず、コンテクスの中で、何を「正・真実」とみるのか(Judgement)・関係性の確認(ミクロ・マクロ、そして歴史の中から見抜く力)、経験、そしてやり抜く力、これが今の日本のLeaderに足りないものではないのか?という疑問を呈されていました。
そこに必要なのは、PragmatismとIdealism(Vision、志)
その後は、お二人の対談。
お二人の共通項は「Action」。何度も言葉が繰り返され、Actionの重要性を話されていました。
一部を紹介させて頂きます。
今、小学校~大学までに習う教養を小さいチップに入れて、脳に入れる研究がされているそう。
ただここで大事なのは、Knowledge=デジタル ですが、Wisdom≠デジタルではないということ。
Wisdomを手に入れるには、Actionしなければ身につかない。
ここからは野中先生が話されていたことですが、まとめさせていただくと、、
単なる形式知だけは、Action/Innovationにつながらない。
イノベーションは暗黙知のスパイラルによるものであり、暗黙知を知るためには、相手の視点に入っての言語化。
では、相手の視点に入るには、他者になりきることであり、それは、共感・共鳴・共振しなくてはいけない。そこには場が必要。
(⇒この辺の考えって、U理論の話とつながるところがあると思います。野中先生も推薦文を書いていらっしゃいますね)
そして、お二人は、Actionとともに、女性の重要性を何度も強調されていました。
例えば、野中先生が話されていた、暗黙知の理解の部分。これが出来るのは女性ということ。
赤ちゃんと母親の関係性。何も話さない赤ちゃんのニーズをくみ取って、対応する力強さ。
そして、男性は組織にしがみついていれば出世していけるが、女性は難しい。だから、世界に出て活躍するのに女性が多い。
認めたくはないですが、ものすごく納得できる部分です。周りの友人も実に力強い。悪口ではなく。
黒川先生が、途中でサッカーの話をされ、野球の監督ではなく、サッカーのマネージャーのような存在が必要、ということを話されていました。
実はこの点にもすごく共感しました。
ずっと好きなスペインとバルセロナ。今、最強と言われる国の代表とチームを率いているのは誰か。
スペイン代表はデルボスケ、バルセロナはグアルディオラ。
二人とも、そんなに前に出てくる監督ではないです。
こういうマネジメントがこれからの時代に必要とされる、そんな予感がしました。
そして、二つのチームの根底にあるのはそのVision。
ここまで来るには時間がかかっていますが、そのVisionがチームに深く根付いているのを感じます。
これが、Innovationの一つの形なんでしょうね。
応援している、FC東京はどうなんでしょうか??
この後は懇親会。
実は参加するか悩んでいたところでしたが、偶然に会場に向かうときにあった方をきっかけに、
色々な方とお話しする機会があり、あっという間に時間が過ぎ去っていきました。
こういう場に出ると、周りから刺激をたくさん受けます。
自分が胃の中の蛙であることに、何度も気づかされます。
あらためて、「やろう!」と気持ちになっています。
実は、黒川先生が話されている言葉を聞いて、涙が流れそうになったところがあります。
今、色々と考えているところに、ぽっと背中を押された気がします。
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